働くということ
キャリアコンサルタントのお仲間にご紹介頂いた本を読みつつ自問自答。「なんで働いているんだろう? 自分にとって『働く』の意味は? こうやって本質的なことに思いがめぐるっていいなと思いました。本ってすばらしい!
監修 池上彰 (2020). なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えて欲しい大切なこと, 株式会社 学研プラス
という本です。 本当にいい本だと思いました。中学生や高校生に将来の働き方について考えてもらうために作られた本だと書いてあります。私は大人が時々にある転機に、自分の仕事観を見直すためにも非常に良いと思いました。私としては永久保存版です!
仕事で誰かの役に立つこと、誰かとつながること。働くと幸せ、などなど書いてあります。ホント学生の時に出会いたかったです。この本・・・。私という存在が先にあって、自分がその(働く)意味を決定する。カウンセリングの勉強の中では実存主義ですかね? ちょうどフランクルのロゴセラピーに関連する本を読んだ直後だったので、そんなことを思いました。
誰が決めるのでもなく、私が決める。でもなんだっけ?? あれこれ思いを巡らせてこんな感じ。
- お金のため、生活のため(20%)
- 社会人としての責任 (5%)
- 請け負った仕事に対する責任 (20%)
- 今の職場に私を拾ってくださった上司への恩返し (5%)
- チームメンバー(部下の皆さん)の幸せの為(→結果自分が幸せ) (50%)
超正直ベース(笑)。お金はやっぱりありますね。でもよくよく考えると、常日頃いろいろ没頭している時に頭の中でグルグルしてるのは間違いなく5番です。最終のお客さんのお役に立つという観点が全くないのが気になるところですが、正直なところです。
今時点では、私がマネージャーとして働くことで紡ぎだす「創造価値」は、チームメンバーの皆さんが受け取ってくださる幸せという「体験価値」。そう思うと、なんだかすっと腑に落ちました。こうやって自分と向き合うことって大事だなと思いました・・・。
最近であったいい本。何をあなたに語りかけましたか?