Kenの研鑽~日々の内省ログ~

思いを言葉にし、知らない自分に出会う。

アクセルさんとブレーキさん

肉離れになってしまった右足をセルフマッサージしている時に、ふと昔のメンタルが苦しかったころのことを思い出しました。アクセルさんブレーキさん。バランスがとても大事。


人には自律神経というのがあって、内臓や血管の働きなどをコントロールしてます。さらに自律神経には2つあって、これが交感神経と副交感神経。私は勝手に、前者をアクセルさん、後者をブレーキさんと呼んでます。

  1. アクセルさんの交感神経 : 危機になった時に戦うか逃げるかの準備を体に命令します。心拍が上がったり、呼吸が激しくなったり。ストレスがかかった時もアクセルさんがバリバリに顔を出します。アクティブモード!
  2. ブレーキさんの副交感神経: こちらは、リラックスモード!ゆっくり休息の時。心拍は下がる方向へ


両方同時に働いています。そして残念なことに、ほとんど意識的に自由にコントロールできません。アクセルさんとブレーキさん、バランスが大事。アクセル全開で長い間ぶんぶんっていうわけにはいかないです。疲れますし体調が悪くなります・・・。


メンタルが苦しかったころ、リフレクソロジー(足つぼマッサージみたいなものでした)というのに出会いました。行きつけの散髪屋さんが新しいサービスとして始めたもので。当時、責任感と惰性でアクセルさん全開。燃料はほとんど空で、エンジンからも煙が出ていた私でしたが、これをやると強制的にアクセルさんのスイッチがOFFになって、ブレーキさんがONになったように感じたのです(あくまでも私の個人的感想)。なんだか強制的にスイッチを切り替えられたような不思議な体験でした。


アクセルさんとブレーキさんのバランスは大事ですけど、自分では思うようにコントロールはできません。アクセルさんが顔を出しすぎていて、疲れたな~と思ったら、今でもリフレクソロジーに行きます。肉離れが完治したら、また行きたいなと思いつつ、ベッドで右足モミモミの山の日です。


ホッとするひと時。ブレーキさんに顔を出してもらえる、あなたのスイッチはどんなことですか?

 

参考: 内臓を制御する自律神経系[ストレスと自律神経の科学]