Kenの研鑽~日々の内省ログ~

思いを言葉にし、知らない自分に出会う。

問いかけ

キャリアカウンセリングで学んだエドガーシャインの本を読んでいるところです。中にこのような一節があります。

 

「ほかにはなにが起きていたのですか」という質問は、内省するときだけでなく、これから足を踏み入れようとしている状況を即座に見極めるときにも、呪文のように自分自身にぶつけるべき重要なものである

エドガー・H・シャイン; 金井壽宏. 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる (Kindle の位置No.2074). 英治出版株式会社. Kindle

 

人は、自己概念に合うように世界を選択的に見ていると、これまでのカウンセリング講座などで学んできましたので、それも合わせて自分を客観視するのに、とても重要な問いかけだと思いました。

 

今日は朝から体調が悪く…。頭重い、身体疲れた、仕事したくない…(笑)。が正直な思い。そこで自問自答。「他には(心で)何が起きているか?」
そうすると、気持ちは落ち着いている、仕事はトラブルあるもまとまっていて穏やか、会議はそんなに多くなく余裕がある…。と出てきました。この問いかけ、俯瞰して見えるんですね。何かちょっと行ける気がしてきて…。ただサボりたいだけだったのか?(笑)

 

ホントにキツイ時は無理せず休む。できる時は頑張る。バランスが大事。昔「全部頑張るべき」で、たくさんたくさん自分を傷つけてしまったので…。多くの人の支えがあった後に、「自分を大切にして、人生を豊かに過ごせる人でありたい。」と思うようになりました。そしてその時、【頑張る】は【自分を大切にしないで無理する】とは違うんだということを強く思ったのでした。「他には何が起きているのか?」・・・大切なことを思い出させてくれました。

 

自分が強く思うこと以外で・・他には何が起きていますか?