自分で歩く
黒い山の上にぽっかりと浮かぶ三日月の今夜。
ゆっくりと流れた時間の事を思い出しました。人生で二回だけ。
■大学受験が終わって初めての一人旅で行った鳥取砂丘。
■サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを見下ろせる展望台。
音がない、私だけの世界。風だけを肌に感じる。そんな時間でした。
ゆっくりと感じた時間・・思い出してみると両方とも何かをやり遂げた後で心が満たされた時。満たされたと感じたのは・・
たぶん、思うように自分の時間を自分の足で歩いたという感覚・・。
私はきっと「自分で歩く」ということを大事にしているのだろうと思います。なかなかしっかり自分で歩いたと思えることは少ないのですが、心の中ではそんなことを目指しているのかなと思いました。実際の行動はそうならないことばかりなので、それが心を辛くしてしまうこともあったりするように感じました・・・。(ロジャーズの自己理論の不一致ですかね)
でも、大事にしてることがあるのはいいじゃない!と思いつつ玄関を開けました。
ふぅ、ただいま~。