たくさんの幸せを
今日は以前から申し込んでいた、社外のZoomセミナーに参加できる機会に恵まれました。
3/21は世界ダウン症の日です。ダウン症のお子さんを育てるお母さんが、子育ての苦労や、ダウン症の事を話して下さいます。
強い言葉の端々の震える感情が、イヤホン越しに伝わってきます。
「心から子供がダウン症であることを受け入れるのに少し時間がかかったと思います。」
私にも似たような経験があります。我が子はダウン症ではなかったですけど。私の場合は心から受け入れるのに数年かかったように思います。頭の中で過去のビデオが流れます。
音楽療法に連れて行った帰りの車で辛くて泣きそうになった事。ファミレスで他のお客さんに睨まれて悲しかった事、公園に連れて行くのをためらう自分が嫌だった事。
Zoomの向こうのお母さんと同期する様に心が震えます。
長く続いたこの経験は、私に
「出来るだけたくさんの幸せを感じられるように生きたい。周りの全ての人、モノ、環境に感謝出来る人になりたい」
という、自己概念を形成させたと思います。
この自己概念は私の核。大事にして行きたいと改めて思いました。
スピーカーのお母さんとご家族が、どうかたくさんの幸せに包まれた人生を送れますように‥と祈りながら、Zoomの退出ボタンを押しました。