異次元の別世界で。
長い新幹線のホームに一人だけ。ぽつん。エレベーターの前で立ち止まらないでと訴える機械の声だけが響きます。
なんだか異次元の別世界に投げ込まれたようで、少し怖いというか、不安というか‥。
なんで、別世界に投げ込まれたような感じがするのだろう‥?
無機質な独特の駅の雰囲気‥?
違うようです。たぶん人が自分以外誰もいないから。
少し怖くて、不安なのは‥?
この世界には人が誰もいないような感覚に囚われている感じ。小さい頃に読んだ「おしいれのぼうけん」という絵本の黒とオレンジの世界が、わーっと頭に広がります。
怖くて不安なのは、人との繋がりが無くなってしまうかも‥というところから。
たぶん長いコロナ禍の今の生活で、繋がりを失ってしまうかもという不安。
このあたりかと。
今ある直接のつながりも、オンラインのつながりも、みんな大切に生きたいと思った、新幹線通勤の帰り道でした。