Kenの研鑽~日々の内省ログ~

思いを言葉にし、知らない自分に出会う。

シャボン玉の親子

 

コンビニに向かって歩いていると、足元に小さなシャボン玉が風にのって転がってきました。日曜日の太陽を反射して虹色に輝くキレイなシャボン玉。

見回すとお母さんと小さな男の子がベンチに座ってました。

男の子がシャボン玉の主です。お母さんは赤ちゃんも抱っこしていて、赤ちゃんは気持ち良い風とお母さんの腕の中でスヤスヤ‥。そしてお母さんもウトウト‥。

あー。幸せな瞬間だなーと。思いつつも、お母さん、疲れてるんだろうなーと。

まだウチの子供2人が1才と3才だった頃、奥さんが盲腸になって入院した時を思い出しました。息子を抱っこ紐で抱っこして、娘をおんぶして、入院用の荷物をしこたま抱えて病院に行ったっけな‥。すごく大変だったな‥。

でも、ベンチでウトウトしているお母さんは毎日そんな感じなんだよね‥。きっと奥さんもそうだったに違いない。

生きていくには膨大なエネルギーが必要。ただ、がむしゃらに生き抜いた時間を思い出しながら、もっとどうにか奥さんの負担を減らしてあげる事は出来なかったのかなと、コンビニの弁当棚を目の前に思います。

僕も必死ではあったけどね‥。だから後悔はしてない。だけどあの頃の奥さんは、僕が思っている何倍も何倍も大変だったに違いない。今日のシャボン玉の親子を見てそう思いました。

いま子供たちは二人とも立派な大人になりました。奥さんにも子供たちにも感謝。

どうか、シャボン玉の親子が素敵な時間の中で、たくさん、たくさんの幸せを感じることが出来ますように‥。