Kenの研鑽~日々の内省ログ~

思いを言葉にし、知らない自分に出会う。

時を超えて

 

心地よい風に押されてジョギングです。小学校の小さな桜のような木?にがきれいに咲いていました。時期が早いのでソメイヨシノの様な3月末から4月に咲く桜とは、違う種類なんでしょう。

 

脳裏にさーっと浮かんで来たのは、小学校の卒業式。式も終わって母との帰り道に、5年生の時の担任の女性の先生が門までお見送りしてくださいました。

 

先生の言葉は残念ながら覚えていないのですが、鮮明に脳裏にある映像と感触。。暖かな日差しと、綺麗に咲いた、小学校の門、最後に握手をしてくださった時の感触・・暖かくて、大きくて、力強くて・・。

 

感動という言葉が一番合いそうな感情がわーっと心に広がります。小学生の私には無かった、この感情は何だろう・・。

 

先生との別れの悲しさとは違いそうです。先生の手から伝わってくる・・何かこう・・んー。私の事を親身に思ってくださっていることに対する嬉しさとか? きっと先生は私の将来に、心からエールを送ってくださったに違いありません。深い思いやりとか、もしかしたら、広い意味での「愛」だったりしたのかもしれません。

 

あの時私は12才。40年の時を超えて今伝わってきた・・先生の思い。真剣で真摯な思いは、その瞬間は伝わらなくても、時を超えて伝わるものなのかもしれないなと思いました。。。

 

私もそんなコミュニケーションができる人になりたいなと思った、ちょっと涙目でジョギングの気持ちの良い日曜日の夕方でした。