Kenの研鑽~日々の内省ログ~

思いを言葉にし、知らない自分に出会う。

素敵な未来時間へ

 

チームで12月から始めている、キャリア開発プログラム*1。今月3回目の面談でしめくくりです。

 

「会話からはじまるキャリア開発」という著書をベースにしていて、中身はざっくり、こんな感じです。

 

自分の「これまで」を振り返り、仕事に対する傾向や志向性(キャリアテーマ)を理解しつつ、自分がなりたい姿を見据えて、その業界の将来「これから」を調べてみる。「これまで」と「これから」をつないでみて、キャリアのゴールを設定、今自分が何をするのが良いかを考えてみる・・最後の「」の所は「インサイト」と言われています。

 

人それぞれに、キャリア開発の面談をして、自分を振り返り、内省してみた感想は違います。中に「いままで気付かなかった将来の夢が見えてきた」とか、「進みたい方向性がおぼろげでも見えてきた」ということを言われるメンバーもいました。これはとても嬉しいものです。

 

メンバーの皆さんに、これまであまり意識していなかったかもしれない「キャリア」を考えて、言葉にしてもらうことで、幾ばくかでも内省が進み、新しい気付きが生まれたことが嬉しいのだと思います。

 

チームを取りまとめる人間として、キャリアカウンセラーとして、「あーやっててよかった!!」と思える瞬間です。

 

仕事で大きな成果を出すことが出来た時とは、また少し違った嬉しい感覚です。私はたぶんカウンセリングも会社の仕事も、これを求めているのだろうと思います。何か少しでも、充実した人生の時間を過ごす事の足しになれば・・という感じです。

 

ゴールを設定して、そこに向かうアクションを決めてもらいました。これからは、決めたアクションがしっかりできるように、物理的な物も含めてサポートをしていきます。

 

皆さん未来時間が、どうか素敵なものになりますように・・・

 

*1:ビバリー・ケイ, ジュリー・ウィンクル・ジュリオーニ著, (2020), 会話からはじまるキャリア開発. 株式会社ヒューマンバリュー