Kenの研鑽~日々の内省ログ~

思いを言葉にし、知らない自分に出会う。

元気にする「これまで」

チームでキャリア開発のプログラムを始めました。

 

私自身がキャリアコンサルタントであることと、「会話からはじまるキャリア開発*1」という書籍がいいなーと思ったところからです。

 

自分の「これまで」を振り返り、仕事に対する傾向や志向性(キャリアテーマ)を理解しつつ、自分がなりたい姿を見据えて、その業界の将来「これから」を調べてみる。「これまで」と「これから」をつないでみて、今自分が何をするのが良いかを考えてみる・・。そんなワークをチームの皆と始めて見ました。

 

今日は「これまで」のところをあるメンバーと話をしました。彼はもう定年まであまり時間がない方です。でも定年後のなりたい自分像はしっかりとお持ちで、今まで見たこともない、活き活きとしてキラキラとした顔で、「これまで」を語ってくれました。「こんな仕事が今までで一番達成感を感じた」とか「こんな仕事が自分は好きだ」と。

 

それはもう、入社したての人みたいに若々しくエネルギッシュなのです。キャリア開発の会話がこんなにメンバーを元気にするなんて、思いもしませんでした。

 

私はただただ嬉しかったです。とてもとても嬉しそうに、誇らし気に語ってくれるので。次は自分の目指す方向の「これから」を調べてみてくださいね。で終わりました。次の面談も、とても楽しみです。

 

キャリアコンサルタントの仕事をメインでやっているわけではないですが、キャリコンの仕事のやりがいの一端を感じた今日の面談でした。

 

12月はあと7人「これまで」の面接をします。とても楽しみ!

 

*1:ビバリー・ケイ, ジュリー・ウィンクル・ジュリオーニ著, (2020), 会話からはじまるキャリア開発. 株式会社ヒューマンバリュー