なりたい自分に「今・ここ」でなる
会社の方にご紹介頂いた本。
刀根 健(2019). 僕は、死なない。全身末期がんから生還してわかった人生に奇跡を起こすサレンダーの法則. SBクリエイティブ株式会社.
この本の中には私の心の中で未だ言語化されない、色々な何か重要な事を示唆しているようでした。その中の一つとして、
ありたい自分、なりたい自分に「今・ここ」でなる。そして、その自分なら、どう考え、どう感じ、どう選択するかということを全ての基準にする。そうすれば自己実現に近づいていく・・・求める世界に繋がっていく・・・。
そんな風なことが書いてある。私の心に焼きついて残像のように残ります。
ありたい自分、なりたい自分に「今・ここ」でなる。それは、未来のなりたい自分という妄想ではなく、「今・ここ」で、その自分の心持ちになる。そういう事だと思いました。なりたい自分の心持ちは未来のいつかの話ではなく、「今・ここ」で。
私にとっては、今この一瞬を一生を生きるかの如く生きるという、私の大好きな言葉、画家の香月泰男先生の「一瞬一生」の中身を説明しているように思えました。
キャリアコンサルティング技能士2級の実技試験の練習をしていて、ものすごい違和感を感じて苦しかったのはこのせい。前にもブログに書きましたが、私は知らず知らず試験に受かるための練習をしていました。なりたいキャリアカウンセラーとしての自分が、どう考え、どう感じ、どう選択するか・・・。相談に来られる方に心を向けず、試験に受かろうとする「私」に心が向いている。たとえ練習でも、ロールプレイでも、その一瞬をカウンセラー人生の一生をかける勢いで臨んでいたのか・・・。全然臨んでなかったです。自分の自己概念と現れた体験が大きくずれて「不一致」になっていた。これが違和感の正体のように改めて思いました。
大きな気付きを頂いた、刀根 健さんの著書に感謝、この本をご紹介頂いた会社の方に感謝です。
なりたい自分に「今・ここ」でなる。その私の心持ちで色々な選択をしていく。今後の私が生きて行く指針にします。