Kenの研鑽~日々の内省ログ~

思いを言葉にし、知らない自分に出会う。

うつろいやすいモノ

 

キャリアカウンセリングを一緒に勉強させていただいている方に、自己理解の一環としてWEBでできる性格診断を教えて頂きました。(ご興味あれば→16personarities

 

心理学者ユングの類型論を基にしたMBTIという性格診断で、質問に答えていくと「あなたはこのような性格では?」というアウトプットが得られます。2018年に別のWEBでやったことがあり、結果も手元に残っていたので比較してみました*1

 

■2018年(INFJ)

  1. 心のエネルギー:自分の内側向き内向 I
  2. モノの見方:比喩的な物やアイデアにひかれる直感的 N
  3. 判断の仕方:経験、気持ちで捉えることを重視(感情的 F)
  4. 下界への接し方:計画的、体系立てたもの、順を追う傾向(判断的態度 J)

■2021年(ESFJ)

  1. 心のエネルギー:自分の外側向き外向 E
  2. モノの見方:具体的で実際的な事や事実にひかれる感覚的 S
  3. 判断の仕方:経験、気持ちで捉えることを重視(感情的 F)
  4. 下界への接し方:計画的、体系立てたもの、順を追う傾向(判断的態度 J)

 

内向きで直感的なモノの見方が、外向的で感覚的なモノの見方に。このテストは、その場の質問に正直に答えるという性格上、この瞬間の「私」という写真のようなものであり、動画のようにダイナミックに「私」をとらえてはいないと思います。しかし、半分逆になっているのはとても興味深いです。

 

1番の外向的と出ているのは、カウンセラーを志すようになってから、外の世界に触れ、たくさんの知らない人と会うことにより、自分がより成長できるという感覚を得て味をしめた・・・。ということのような気がします。これは自覚があります。外向的になったというよりは、外向的な部分が増えてきたという印象です。

 

2番のモノの見方・・・。心をのぞいてみれば、比喩的な物やアイデア、具体的で実際的な事や事実、時と場合によって両方あると思いました。どちらかを大事にしているという感じではないです。今この瞬間は偶然感覚的だったのだろうと思えます。

 

3、4番は変化なしで、あーそうだなーと思える部分です。そういう傾向が強いと思います。

 

キャリアカウンセリングにおける自己概念は、「自分と自分を含む世界をどのように捉えるか*2」という事と学びました。捉え方は動的なものであろうと感覚的に思っていましたが、私が思うよりもずっとうつろいやすいモノと感じました。

 

うつろってもいいのだと思います。何か自分はこうだ!と決めつけるのではなく、その時その時の自分の心を大事にしていこうと思った、晴天のGW真っただ中です。

 

*1:参考:今すぐ使える心理学

*2:立野了嗣 著, (2017).「経験代謝」によるキャリアカウンセリング, 株式会社 晃洋書房, 24